風邪をひいたら薬を飲む人がいるが、お金持ちだなあ思う。
風邪の主な原因はウイルスなので、細菌が原因の場合によく効く抗生物質も意味がない。
薬を飲んでも、風邪をひいている期間が短くなるという臨床結果はないらしい。
安静にして睡眠をたくさんとって、自然治癒力で治すのが基本だからだ。
医療費が無料(税金)の北欧では、風邪で病院を訪れた人には「早く帰って寝ろ」というのが
一般的な処置らしい。
ではなんで「かぜ薬」というものが売れるのか。
それは、風邪を治すためではなく、症状を緩和するために有効だからだ。
今日だけは何とか乗り切りたい!という場合に有効なのだ。
でも、薬で症状を緩和させると、免疫の働きを低下させて風邪が長引くことが多いので、
注意が必要だ。
風邪をひいたら、仕事を休んで早く寝るのが一番。(あなたの代わりはいくらでもいますよ・・・)
風邪とよく似た症状なのが、花粉症などのアレルギーによる症状です。
花粉症は
鼻水ズルズル、頭が痛い、微熱がある・・・
などの症状 があるため、風邪と間違いやすいです。
「なんだよ、花粉症かよ!風邪かと思って心配しちゃったよ、
花粉症なんだから休んでるんじゃないよ」
という人がいますが(いるかな?)、風邪と同じ症状なのだからつらいのはつらいのです。
花粉症の人にも風邪の人と同じようにいたわってあげましょう。